スポンサード リンク

生活習慣病と食事

日本人は欧米人に比べると肥満と言われる人は少ないようです。少なくとも、欧米のような、肥満の程度が術死率を上げるほどの深刻な状況には、日本はまだなっていません。欧米に比べ、日本は手術の腕が高いというデータがあります。しかし、実際に、一流とされている日本の医師が欧米人の手術を行ってみた結果では、欧米の医師と日本の医師で、先のデータを裏付ける結果は残念ながら出ませんでした。これは、欧米人の肥満体の手術が、内臓脂肪が邪魔をして、適切な処置ができなかったことに起因しています。生活習慣病において、こと肥満に関しては、欧米は日本より深刻だという証拠でしょうか。

さて、生活習慣病は、基本的には、不良な食事による慢性疾患です。飲酒も広義の不良な食事に含めて考えると、運動不足と喫煙を合わせて3種類が生活習慣病の要因と言えます。ただし、運動不足や喫煙による病気の発現を、良好な食事内容が、ある程度抑えることが可能だという点では、生活習慣病の基本はやなり食事内容とみてよいでしょう。例えば、喫煙で体内のビタミンC量は減少しますが、これは錠剤一粒で解決されます。また、抗がん効果の大きな食事内容で、喫煙由来のガンの発症を抑えることができるかもしれません。また、運動不足においては肥満の一因となるわけですが、代謝系のビタミンである、ビタミンB群を摂取することでエネルギー代謝の効率化が図れます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに、ビタミンB2は脂質をエネルギーに、それぞれ変える場合に働きます。

食事内容をすべてに先立って良好なものにすることこそ、健康の第一歩なのです。


同じカテゴリー(食生活と肥満)の記事
生活習慣病と肥満
生活習慣病と肥満(2007-12-29 09:04)


Posted by 夏国 at 20:02