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生活習慣病と厚生労働省

平成17年度における厚生労働省発表による医療費の概況をみると、国民医療費は全体で33兆でした。これは、前年度に比べ僅かに増加した数値です。生活習慣病の各種疾患における医療費の、国民医療費全体の中に占める割合を以下示してみましょう。

歯周病を含む歯科診療医療費は約6%で前年度より増加。糖尿病は約3%で前年度よりやや増加。大腸ガンや肺扁平上皮ガンが含まれる悪性新生物では約6%で前年度より増加。慢性気管支炎や肺気腫に関する医療費は約3%で前年度比では横ばい。心筋梗塞が含まれる虚血性心疾患の医療費は3%未満で前年度より減少。高血圧性疾患の医療費は6%弱で減少。脳血管疾患は6%弱で減少。

厚生労働省の以上の発表内容を見る限りでは、糖尿病やガンが増え、他方、呼吸器系や循環器系、脳では横ばいまたは減少していることが分かります。このことは、厚生労働省を中心とした、禁煙運動やライフスタイルの改善の呼びかけ、また、メタボリック症候群対策といった国の保健施策がある程度効を奏した形となっています。また、昨今のメディアの過剰な健康番組が健康ブームを引き起こしているとみることもできます。

厚生労働省の施策の効果は出始めたばかりですが、平成20年度からの新しい施策をも視野に入れながら、今後の国民医療費と、それに占める生活習慣病に関する医療費の推移からは目が離せないところです。

Posted by 夏国 at 09:10